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Arasaka

       デナリ&べテルス2つのロッジ・ハイキング12日間の旅 2013年9月3日~14日

星野道夫が愛したアラスカ。オーロラが見たくてクラブツーリズムのツアーに参加する。直行便なら8時間で行ける所を、シアトルまで9時間、アンカレッジまで4時間、フェアバンクスまで1時間、乗り継ぎ時間を含めて19時間の長旅だった。

BETTLE


 9/3成田15:30→シアトル8:30 12:15→アンカレッジ14:51 16:00→フェアバンクス17:01 ウエストマーク フェアバンクス泊
9/4~5 フェアバンクスからセスナ機で1時間、北極圏の内側にありオーロラベルト直下の村べテルス。オーロラ観賞の地として人気があるべテルスロッジに2泊。期待のオーロラは、レンズを通してやっとその光を捉えることができたが、肉眼では白っぽい雲が広がっていただけ。魅惑のオーロラ鑑賞には程遠かった。翌日は、先住民が暮らしていたオールドべテルスを訪れ、ユユコック川のボートツアーに参加。翌日は、「北極圏の扉公園」を上空から見る遊覧飛行へ。ブルックス山脈が連なる広大な原野に感動する。
 BettlesRodge前で    
 ユユコック川ボートツアー

Denali National Park /  Kantishna

 9/6 べテルスから戻りフェアバンクスに泊まる。オーロラツアーがあったが参加せず,街を散策。
9/7~8 アラスカ鉄道でフェアバンクから4時間、デナリ国立公園へ。途中アラスカの原野を眺めながら食堂車で朝食を取る
.デナリ国立公園入り口からはロッジバスで6時間。荷物は15キロまでの制限があるので、スーツケースは駅に預ける。
『来るなら秋がいいよ」と言われたアラスカ。広大な原野は真っ赤に染まっていた。カリブーやグリズリーベア・ムース等が食んでいるのはびっしりとした実をつけたブルーベリー。
Denali Backcountry Logdgeに2泊。マッキンリー遊覧飛行も組み込まれていたが、雨のため中止。ロッジ主催のハイキングに小雨まじりの中参加する。ワンダーレイクの向こうにマッキンリー(デナリ)が望めるはずだったが、曇り空に霞んでいた。間近に見るブルーベリーに感激!帰りのバスの中から、やっと朝焼けのマッキンリーを拝むことができた。
  原野を走るアラスカ鉄道 公園内の1本の道。走れるのは認められたバスのみ  
 アイルソンビジターセンターからの眺望   草を食むカリブー  ブルーベリー
  グリズリーベアー    
     
  ロッジの前は砂金が採れる川   ロッジの壁面に飾られたデナリと7カリブー   ワンダーレイク
     
 MOOSE CREEkをハイキング    
     
 早朝のワンダーレイク   朝焼けのマッキンリー   リフレクションポイントの朝焼け

Talkeetna

 9/9~10 朝食を5:30分に取り早朝6時にロッジバスでデナリ国立公園入り口へ。早朝のワンダーレイク、マッキンリー、リフレクションポイントの朝焼けは素晴らしかった。
 20世紀初頭は,金鉱山の中心として栄えたTalkeetna。古き趣が今も残っている。現在はマッキンリー等の山々に向かう人たちの拠点となっている。原野に向かうアラスカの足はセスナ。AirTaxiの看板が目を引いた。ここでも生憎の天気。宿泊したTalkeetna Alasukan Lodgeから一瞬マッキンリーの山脈が顔を出したが、ほとんど厚い霧の中だった。翌日トレイルヘッドからリトルコーククリークへハイキング。ガイドの家族はムースハンターとか。ムースを呼ぶホーンを吹いてくれたり、燃えやすい白樺の皮に、木を擦っておこした種火で火をつけるところを実演してれたり、ブルーべりーが倒れている箇所を指して、今朝ここでムースが寝ていたと教えてくれた。

Matanusuka

  9/11 タルキートナからバスでマタヌスカ谷へ。マタヌスカ氷河はチュガッチ山脈から流れ出る43kmの氷河。途中Long Lifle Lodgeレストランで昼食をとる。 エプロンを着けた微笑ましいくまさんがお出迎え。レストランには現物に見まがう剥製の数々が飾られていた。氷河入り口の受付でクランポン(アイゼン)を着け、ガイドの案内で1時間半のハイキング。生憎の曇り空ながら時折雲の切れ間から薄日が射し青く光る氷河が神々しかった。この日はアンカレッジ ウエストマークホテルに泊まる。
 

 
Prince William Saund / Glaciier Cruce  
 9/12 ウイッティアへバスで2時間。プリンスウイリアムズ湾の氷河クルーズ(約5時間)に参加する。
霧の晴れ間から大迫力の氷河が顔を出し、崩落を目のあたりにして感動する。白頭鷲の姿もとらえることができた。
氷河クルーズを案内してくれた日本人ガイドは、アラスカ在住25年。結婚当初の鹿児島生まれの妻は、日の射さないアラスカ の冬に耐えかねて日本に逃げ帰っていたが、子どもが生まれて友人もでき、ウインタースポーツの楽しみを覚えてからは冬を 越せるようになったとか。息子はアメリカの大学を出て市民権をとり、自分たちは永住権を取っているとのこと。日本を愛し日本人であることに誇りをもっていることが、言葉の端々に伺えた。
 9/13~14 アンカレッジ7:05→シアトル11:30 13:55→成田16:55