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フッティルーテンで航く、オーロラ鑑賞の旅 2024/9/19~28
9/19(木)成田23;05⇒12時間50分 ヘルシンキ 10年前にノルウエーのハシュタへ行った時、フッテイルーテンが入港していて、世界一綺麗な船旅ができると、聞いていた。今年はオーロラの当たり年ということで、何処かに行きたいなと思っていたら、池田さんからすてきなオーロラが撮れたとメールが届いたので、思い切って出かけることにした。9月に入っても東京は猛烈な暑さ、向こうは寒いからどんな恰好で出かけたら良いか、いろいろと悩んで大荷物となった。久しぶりに引っ張り出した大型のスーツケースは車輪が真直ぐ動いてくれず、旅行中苦労した。レンズも欲張って3つ持っていったので(スーツケースには入れられないので、背負って行ったが、荷物検査で引っかかったり、重くてただでさえ遅いのに、乗り継ぎに遅れるからと同行の方に持ってもらったり、皆さんにご迷惑をかけてしまった。 成田空港でsimカードを外国使用に替えようと思ったら、simロックがかかっていて、替えられないとのこと。WiFiルーターを借りようと思ったら、船の中では使えないとのことで、諦める。空港内やホテル船の上では無料Wi-Fiが使えたので、支障はなかったが、jcomは使い勝手が悪く、自動的に時間も変更にならなくて、苦労した。 |
9/20(金)ヘルシンキ5;55 7:25⇒840ロバ二エミ⇒バス サンタクロース村⇒バス サーリセルカ サンタクロース村 北極圏のロバ二エミ市にある。雪景色の時期に行ってサンタさんと一緒にトナカイに乘ったら雰囲気が味わえたかもしれないが、サンタさんとの写真は営業用で自分では撮れないので、う~ん行く価値なし。 |
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サーリセルカ Santa's Hotel Tunturiウルホ・ケッコネン国立公園のそばにあり、KaunispääとIisakkipääスキー場が近くにある静かなホテル。6棟の建物があり、食堂棟迄まで少し歩いて行った。食事は魚料理を注文する。タラのソテーだったが、肉厚で美味しかった。到着した頃には雲が厚くオーロラは撮れないかと諦めていたが、夕食に出かける頃には雲が無くなり星が瞬いていてラッキー!食後近くの展望台までオーロラを撮りに行く。三脚をセットしたカメラを持って行ったが、皆さんに遅れたので、見かねた同行のご夫婦が持ってくださった。下準備して行ったマニュアル設定がうまくいかず、モタモタしているうちにオーロラが次々と現れ、そのうち天空に広がったので、クイックシューを反対に取り付けようと思ったら、手がかじかんで上手く嵌らない。近頃富に右手が利かなくなってきたので、そのせいもあり老化が進んできたのを痛いほど実感した。マニュアル設定はISO感度を固定すると、露出補正がきかなくなるようで、私のようにマニュアルが上手くない者はiso感度をオートにするべきだった。運台も自由運台にすべきだったと気が付いた時は後の祭。せっかく肉眼でも見えるほどオーロラが綺麗に現れたのに、何とか撮れたのは数枚だった。 |
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9/21(土)6:10 朝食、7;20出発 サーリセルカ⇒3時間30分キルケネス ラップランド地方をフィンランドからノルウエーに国境を跨いでバスが運行。国境は何の変哲もない柵で仕切られていたが、撮影は禁止とのこと。キルケネスに到着したが、船が来ていない。ガイドの落合さんが慌てて船に連絡する。波が高くて5港が抜港になった模様。フッテイルーテンが用意したバスに乗り換えて7時間後戻り。バスには他の4港から乘った先客で満員だった。 途中の荒涼とした景色をスマホで撮る。お昼過ぎにレストランでトナカイの肉料理が振る舞われた。パンではなくマッシュポテトが付いていた。お肉は柔らかかったが、塩味が強かった。 |
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アルタ港でフッテイルーテン乗船。浴室は床暖房が効いていて海側の部屋だったので、夜景も見えて快適だった。壁いっぱいにオオワシが飛んでいて、お出迎えしてくれたが、オオワシツアーは人数が揃わす催行しなかった。最北端の地ノールカップで朝日を撮りたいと思っていたが、寄れずに残念! 直ぐにダイニングで夕食が振る舞われた。盛り付けもお洒落で、味も好みだった。 | ||||
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11:00~12:35ハンメルフェスト 北緯70°39"に位置する世界で最も北のある街。暖流のお陰で不凍港となっている。北極海漁業の基地。沖合にあるスノーピットLNGガス田がおもな産業。シャトルバスで市街地まで行き観光する。 | ||||
帰船後ダイニングで自由に昼食。16:00~フッテイルーテンの歴史を放映。船内の案内があった。 セロインスデ・・セロイヤ島とセイランド島の狭い海峡 。オクスフィヨルド |
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夕食時賑やかに歌を歌って現れたスタッフ達、1つのテーブルで旗を振ってお祝いされた方がいた。お誕生日だったよう。思い出に残る船旅おめでとう。 | ||||
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9月23日(月)ハシュタ 石油産業や造船所農業が盛んな街 | ||||
ストークマルクネス マルセル島にあるフッテイルーテン生誕の島 | ||||
お気に入りの場所で朝食を取る。展望室で景色を眺めながら読書をしたり、編み物をする人も・・・。 | ||||
ラフスンデ海峡とトロルフィヨルド 20kmに亘り1000m級の山々の岸壁が聳え、アルプスの頂上を海に浮かべた様と形容される絶景を満喫した。 | ||||
スヴォルヴァール 風光明媚なロフォーテン諸島最大の街。 18:30~20:20まで、下船して観光の予定だったが、雨が降っていたので、降りずに船の上から撮影する | ||||
9月24日(火) | ||||
8:30 北緯66度33分 北極圏通過&儀式。先住民族サーメ人は健康に良いと肝油を飲んでいたことから、肝油が振る舞われたが、みなさん渋い顏だった。 | ||||
サンネスショーエン | ||||
オーロラ出現 今日は参加者と一緒の夕食は最後となる。一人参加の3名が一緒のテーブルとなり、若い2人が今朝オーロラを見たとのことで、画像を見せて頂く。お二人ともスマホで撮ったとのことだが、きれいに撮れているのに驚かされる。これからは旅の写真は重いカメラを持参ですることはないかと思わされた。12時半から2時頃の事だったそうで、オーロラコールはなかったようだ。 昨日現れた虹も、デッキまで行って撮ったとかきれいにとれているので、これも送ってもらった。若い人は行動的で羨ましい。 |
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9月25日(水)6:30~9:20 トロンハイム 中世ノルウエーの首都として栄えた人口第3の都市。トロンハイム大学の教育・研究機関が集まる学園都市、市内には歴史的建造物が残されている。皆さんはニーダロス大聖堂まで歩いたが、私は付いて行けそうもなく途中から単独行動する。川沿いの倉庫群。早朝の自転車通勤者の行き交う様が絵になった。 帰路についた頃、私を探しに早めに帰って来られた落合さんと遭遇、記念の写真を撮っていただく。 | ||||
16:30クリスチャンスン下船 大理石鉱山と地底湖クルーズに参加 21:15 モルデで乗船 21;25~夕食 | ||||
明日は最終日なので、髪を洗ってパジャマに着替えて寝ようと思っていたらメールが入り、オーロラが出ているとのこと。今日は曇っていたし出ないだろうと思っていたので、オーロラコールを切ってしまっていた。 慌ててパジャマの上から服を着て駆け付けたが、もうオーロラは現れなかった。残念!志保さんから送られた画像を見ると大きなものだったよう。 | ||||
26日(木)9:00までにスーツケース を下船ロビーに出し、10時チェックアウト 14:45分下船開始まで、船内で待つ。 | ||||
ベルゲン港⇒バスで1時間ベルゲン空港 ベルゲン空港17:40⇒18:30オスロ オスロ空港⇒バスで1時間10分ホテル。途中で日没となり、きれいな夕焼けとなる、私の窓は夕焼けとは反対側だったが、ピンクに染まった空もきれいだった。市街に着くまで広々ととした平野が広がり気持ちの良いハイウエイだった。宿泊したグランドホテルはノーベル平和賞受賞者が泊まる習わしとなっていて、アバマ大統領も泊まったとか | ||||
朝食のカフェ | ||||
27日(金)早朝夜明け前にオスロ市街を散歩する。カールヨハン通りの突き当りが王宮となっていて、2名の衛兵が王宮を守っていた。正面に騎馬に跨った銅像が建っていて街を見下ろしている姿が絵になった。スエ―デン国王のカール・ヨハンの銅像だそうだ。大型の2連バスが次々とやってきたがみんなガラガラ。日本の通勤ラッシュとは大違いの通勤風景だった | ||||
オスロ13:10⇒ヘルシンキ15:36 17:36⇒成田28日(土)12:55 2度の荷物チェック。空港で端から端まで歩かされちょっと疲れた。ヘルシンキの空港で行きがけにムーミンを見かけたが急いでいたのでスルーしたが、帰りにまた通ったので、記念に撮影する。帰りの飛行機は香川から参加されたご夫婦と隣り合わせとなる。ご主人が車の運転がお好きなので、世界を車で旅しておられるようだ。帰りは睡眠薬を飲んだので、あっという間に成田に着いた気がする。今回は皆さんに優しくしていただいて親切が身に染み、年をとったことを実感させられた旅だった。帰国後高校のクラス会の幹事が2日後にあり、写真展の準備、開催、後始末と忙しく、なかなか体調が元に戻らなかった。来年も元気で旅が出来るかしら |