　紅葉の善五郎滝を撮りたくて、安曇野から奥穂高に向かう時、回り道をしてもらう。駐車場はいくつかあったが、一番上の駐車場から入ったようで、下り坂がきつかった。紅葉真っ盛りで、林の道がきれいだった。帰りの道も急でゆっくり登って行くったが、途中で道を間違えたようで見知らぬ白樺を渡した水路を通ったので、心配になる。行より緩やかな道のようにも感じられ、前を行く男性に駐車場ですよねと聞くとそうだと言われるので、付いていくと、やっつぱり見かけない駐車場に着く。行って帰ってくるからとポーチを持たずに出てきたのが間違いで、携帯もかけられないので、困っていると、彼の男性が送ってくださるとのこと、ご好意に甘えて上の駐車場まで送っていただく。高山から来られて、野麦峠の方に行かれるところとか、回り道をさせてしまって、ごめんなさい。方向音痴は困ったものだ。

　中西俊明講師同行のクラブツーリズム撮影旅行に参加。
新宿都庁前7:20 ⇒一ノ瀬園地まいめの池　12:40 13:15 ⇒善五郎滝　13:35 14:50　⇒乗鞍高原畳平銀嶺荘　お花畑撮影16:15～17:20 夕食17:30 魔王岳夕景撮影18:15～19:40（日没19:10）　星空撮影講義　20:00～ 21:00
　人気のツアーなので３８名参加。撮影ツアーとしては人数が多いので撮影ポイントは混雑していた。２０名位が丁度良いのだが・・　平湯大滝は案内に書いてあったが、善五郎の滝はなかったので、期待していなかったが、優雅な滝で絵になった。途中の林の中もオオカメノキの花が咲いていて青葉に囲まれ気持ちが良かった。畳平のお花畑はお花が真っ盛り、前に来たときは秋だったので、お花畑の記憶は残っていなかったが、コマクサ・ハクサンイチゲ・ミヤマキンポウゲ・イワギキョウ・ヨツバシオガマ・アキノキリンソウ・コバイケイソウなど百花繚乱すてきだった。夕食後夕日を撮りに魔王岳に登る。息が上がって途中の魔王岳園地で撮ることにしたが、真っ赤に焼けた傘雲が懸かって壮観だった。
　19:40分頃撤収して宿に帰り、星空撮影の講義を聞く。真っ暗な時のピント合わせが難しく、今回ちゃんと聞きたくて参加したが、同室の方が無限遠の手前の線のところで止めたら良いのよと言って、持参のテープでリングを止めてくださる。星の軌跡を撮るときは、連続撮影にして、レリーズをロックすると教わるか、連続撮影の仕方が分からなかった。同行の男性の方が、私の隣で連続撮影を始められたので、お聞きすると、親切に教えてくださったので、やっと連続撮影の方法が納得できた。
　９時に部屋に帰って、布団を敷こうと思ったら、６人部屋なのに布団が４枚しかなく、フロントは閉まって呼び出しても応答なく、添乗員さんの電話も繋がらないので、４枚で寝なければならないかと思っていたら、中西先生の部屋の布団が余っているとのことで、そちらから回していただいて、何とか６枚敷くことができた。隣の部屋も４枚だったとのこと。畳平は虫が多く、あちこち刺されて帰ってから暫く痒みが止まらず大変だった。２７００mの高原にも関わらず昼は暑くて半袖で十分だったので、活動して部屋に帰り暑くて窓を開けたら網戸がなく、虫が入ってくるので開けられなくて困った。布団も厚い掛布団で、とても寝られなかったので、カバーの掛かっていない毛布を使用した。客への配慮が足りないのは残念だった。

一ノ瀬園地　まいめの池

オカトラノオ

善五郎滝




畳平お花畑　ハクサンイチゲ・ミヤマキンポウゲ

ヨツバシオガマ	アキノキリンソウ

イワギキョウ	オンタデ（雌花）

コバイケイソウ

コマクサ	チングルマの果穂



魔王岳園地（2761m)から恵比寿岳の夕日

7/21（土）
　今日は1時20分に起きて、星空を撮りに行く。昨夜はほとんど寝られなかったので、今日の行程が心配される。銀嶺荘前の広場は天の川がくっきり流れて、星が煌めいていた。天の川がきれいに入るポイントを探して、場所を設定し何とかうまく撮れたので、うれしかった。連続撮影はあきらめていたが、隣にいらした男性の方に教えてもらって、３０分程度連続撮影ができたので、次の撮影の時には、もう少しうまく撮れるのではと期待される。３時半頃にはご来光バスが登ってきて、明るくなったので撮影を中止して、ご来光を撮りに大黒岳に移動する。
　昨夜は寝られなかったので、暗い山道で転んでもいけないと、大黒岳登り口前の展望台で雲海を撮影することにする。昼間はあんなに暑かったのに、吹きさらしの峠はやはり寒くダウンを着て毛糸の帽子の上からヤッケのフードを被っても寒さを感じるほど。ご来光バスで上がってきた方が半袖で撮影していて、本当に寒そうだった。今朝は雲に隠れてご来光は見られなかったので、下で雲海を撮って正解だった。
　７時に朝食を食べ、９時半出発とのことで、朝日の中のお花畑を撮影。光が強すぎてあまりきれいに撮れなかった。９時半出発平湯大滝に移動する。善五郎滝のように木立の中を移動するのかと思ったら、広い車道を登って行くので暑かった。幅６ｍ落差６４ｍの滝は壮観で、水しぶきが凄かった。
　お昼はお弁当の予定だったが、安曇野近くの村の駅アルプスの郷の食事処に変更とのこと、みんな大喜び。小鉢の蕎麦と地野菜のせいろ蒸が美味しく、キルトの壁掛けの飾られた店内も風情があった。外の野菜売り場の冷えたスイカの切り売りが魅力的で、お腹が一杯だったのにいただいたら、甘くてとても美味しかった。
　強行軍の撮影旅行だったが、何とか皆さんに付いて行けて良かった。

畳平の星空

畳平の雲海

鶴ヶ池



平湯大滝