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百花繚乱のお花畑とスイス撮影紀行  2016/6/29~7/6 
 6/29(水)30(木) 
  クラブツーリズム 中西俊明講師同行の撮影ツアーに参加してスイスに出かける。初めの案内では成田空港の集合時間が早かったので、前泊のホテルを予約した。最安のホテルだったので、アクセスが悪く快速特急に乗ったがpm10時過ぎにも係らず満員で京成成田近くまで座れなかった。空港利用客に特化したホテルで、鍵の受け渡しなどすべて自動受払になっているのに驚かされた。京成成田から成田空港第1ターミナルまでは10分かかった。成田空港で、中西先生、添乗員黒澤さん、同室の方と初顔合わせ。女性5名男性15名のツアーだった。
成田集合8:30 出発11:00(飛行時間11時間)⇒デュッセルドルフ着15:25 19:50⇒チューリッヒ21:00着 21:20(バス)⇒グリンデルワルド0:00 Hotel Eigerblick0:20

 朝窓を開けると、見の前にアイガー北壁が聳え立ち、感激する。朝食6:40 8:05ホテルを出発、15分程下ってグリンデルワルド駅へ。
グリンデルワルド駅(バンケルアルプ鉄道)8:47⇒クライネシャイデック駅(ユングフラウ鉄道)9:19 (標高2061m)⇒9:30 9:53アイガーヴァント駅(標高2865m)⇒アイスメーア駅(標高3160m)10:00 10:10⇒ユングフラウ駅(標高3545m)10:22 ユングフラウ駅はヨーロッパ最高地点にある駅。エレベーターで「スフインクス展望台」標高3571mへ。展望台の真正面にはヨーロッパ最長・最高の「アレッチ氷河」が、そしてベルナーオーバーランド3山(アイガー3907m メンヒ4107m ユングフラウ4156m)が一望されて感激!展望台の下はアイスパレス(氷のトンネルの所々に氷の彫刻がある)やプラトーテラス(残雪がかなり残っていて、観光客がはしゃいでいた)があり、高さを実感したが、昨日はほとんど眠っていなかったので、高山病の症状が現れ、頭が痛くて胸苦しくなった。

 12:00ユングフラウヨッホ駅を出発してアイガーグレッシャー駅2320mへ。駅内のレストランで昼食 クリームソース和えのマカロニだったが、リンゴのピューレをかけて食べたらマイルドで美味しかった。
13:15~15:20 クライネシャイデック駅(約2,4km 標高差259m)まで降りながら撮影。 お花畑の中を登山電車が行く様は、スイスに来たな~という気持ちに満たされた。途中から少し雨が降ってきて、雷が鳴りだしたので、慌てて下山する。霧が出てきて、前が見えなくなってきたので、心配になった。 天気予報では雷マークがでていたので、不安だったが、遠雷だったし全行程中雨に降られたのはこの日だけだったのは、ラッキーだった。

 グリンデルワルド駅16:12着 スーパーで水といちごを買う。いちごは安くて美味しかった。ホテルまで歩くのは大変だったので、駅前でタクシーを捕まえて7名でシェア。ホテルでさっとシャワーを浴びる。
17:15~18:30中西先生の撮影講座 お花畑と山を撮るテクニック。 星空撮影のテクニックを教えていただく。
もう一度山を下って、駅前の「kureuz und post」ホテル内のレストランで夕食 白身魚のグリルは美味しかった。 夜は、疲れていたので、ぐっすり眠ることができた。
スフインクス展望台よりの眺望   
   
   
アイガーグレッチャー駅から クライネシャイデック駅までフォトハイク  
   
   
   
   
     
   
7/1(金)
 昨夜はぐっすり眠れたので、5時頃目が覚める。アイガーが朝日に染まってきたので、部屋の窓から撮影。
7:00 朝食 8:05グリンデルワルド駅集合。
 グリンデルワルド駅BOB(ベルナーオーバーラント鉄道インターラーケン行)8:19゙⇒ツヴァイリュッチネン駅(標高652m)8:41 8:46⇒ラウターブルンネン駅(標高797m)8:55⇒グリュッチアウプ(ベルク鉄道)⇒9:43ミューレン駅(標高1634m)10:40⇒10:57 12:03シルトホルン(標高2971m)⇒12:20ミューレン駅 13:40⇒アルメントㇷ-ベル駅(標高1912m)13:45  ミューレン駅15:58⇒⇒グリンデルワルド駅17:09
シルトホルン展望台は、3000~4000m級の山々が一望でき360度の大パノラマは圧巻だった。映画「女王陛下の007」の撮影に使われ、お手洗いが007仕様になっていた。展望台に上った時は、一面霧に覆われていたが、徐々に山貌が現れ感激!ミューレン駅に戻って「hotel alpenruh」で昼食。大きなソーセージがメインデッシュ、美味しかったが食べきれなかった。

 ”花の谷”と呼ばれるミューレンの西の丘。ここからミューレンまでフォトハイク。(約4km標高差257m)トロールブルーメ(セイヨウキンバイソウ)と山々の姿に感激!
駅前のホテルのレストランで夕食。スイス風カツレツが人気だったが、私はヒラメのフリッターを注文。美味しかったがやはり量が多かった。帰りはタクシーを2台頼んで、ホテルへ。今日も早々と就寝。
Hotel Eigerblicよりアイガー北壁を望む
   
シルトホルン展望台より  アイガー・メンヒ・ユングフラウ(ベルナーオーバーランド3山  
ミューレンの西の丘 ”花の谷”   
   
   
アイガーの麓 グリンデルワルドの町
   
   
     
 
 
 
     
     
7/2(土)
 7:00朝食 8:00バス⇒9:30 グリムゼル峠(標高2169m)9:50⇒10:40フィーシュ(標高1049m) 11:40ロープウェー⇒11:32エッギスホルン(標高2869m)12:55
 グリムゼル峠は霧がかかって湖が見えなかったが氷の張った水面をバックに山野草を撮ることができた。エッギスホルンに到着後は、真っ白に雲がかかっていたが、あっと言う間に青空が見えてきて、ヨーロッパ最大のアレッチ氷河の全貌が見渡せた。氷河を暫く撮影。

 13:17フーシェ ロープウエー乗り場近くの「Kristall Hotel」で昼食。魚料理・・おしゃれな盛り付けだったので、パチリ。 スイスはジャガイモが美味しかった。 15:40 テ―シュ駅 ツエルマットは環境保護のため、町はガソリン車の乗り入れが禁止されているため、バスを降りてここから13分列車に乗る。

 16:07ツエルマット(標高1607m) 荷物はホテルのポーターさんに預けてホテルへ。 ホテル「Derby] は、駅から歩いてすぐの通りに面していた。 夕食まではフリータイム。マッターホルンの撮影ポイントまで歩いて行ったが、雲に隠れて見ることはできなかった。頂いた地図を頼りに町を散策。ネズミ返しの家がある古い町並みが、昔のツエルマットが偲ばれ、面白かった。町は電気自動車や観光用の馬車がのんびり歩いていて、山登りの恰好をした登山客の姿が多かった。今日はマラソン大会が催されていたせいか、東京の新宿の雑踏のようだった。コープで水とプラムを購入。お土産のチョコレートの下見をする。ホテルで明日の荷物の整理をしていると、通りから賑やかな鈴の音が聞こえてきたので、覗いてみると羊を連れた一群が通った。観光用に朝夕町を通って、放牧場に行くようだ。 夕食はホテルでチキン料理。今日も早々と就寝。
アレッチ氷河
   
   
 ツエルマットの街並  
   
 ネズミ返しの家が保存された古い街並  
   
     
     
     
     
     
     
 7/3(日)
 6:30 朝食を取り、7:20ホテルを出発 街の端にあるゴンドラ乗り場まで徒歩15分。 7:55ツエルマット発  8:15シュバルツゼー展望台12:00  ツエルマット12:20
シュバルツゼーは、「黒い湖」の意、マッターホルンに一番近づける展望台だったが、霧の中。 霧に濡れた花々を撮影してツエルマットに戻り、レストランで昼食。お待ちかねのチーズフォンジュだったが、チーズに入ったお酒がきつく、フォンジュに付けないで食べたパンやじゃがいもの方が美味しかった。ホテルに戻る途中、マッターホルンがきれいに顔を見せていた。
 ホテルに戻って、1泊分の荷物を持ってツエルマット駅に向かい,GGBでリュッヘルベルグ駅へ、車窓からマッターホルンとツエルマットの町が良く見えた。
駅から5分程下ったところにあるリュッヘルハウスホテルへ、ウエルカムドリンクで迎えてもらって、お部屋に。シャワー室は広々としていて、バスローブも用意され、飲み物にはインスタントお味噌汁もあって、嬉しかった。
 真近に見えるマッターホルンを夕景まで撮影。 夕食はチキンがメインのフルコースでおしゃれだったが、量が多くて食べきれなかった。

 リュッヘルハウスホテルよりマッターホルンを望む  
   
     
     
     
     
 7/4 (月)翌朝はは星空撮影なので、レンズを近くの山にピントを合わせて無限遠セットしていただいて、早く就寝したが寝付かれず、2時に起床して身支度を整え、真っ暗な中を出発。ヘッドランプと手持ちの懐中電灯を持って行ったが、どちらも接触が悪くて点灯せず、木村さんが早いので、途中真っ暗闇の中で取り残される。カメラと三脚をもって転倒したら怖いので、あきらめて途中で撮影することにする。天の川がはっきりと見えて、満天の星は素晴らしかった。何とかヘッドランプが点いたので丘を下ってホテルに帰ると、先生達がスタンバイしていた。体が冷え切ってきたので、もう一枚着こんで、また礼拝堂まで丘を登る。やはり礼拝堂付近はマッターホルンと天の川が入って最高のロケーション。時近くなると空が明るくなってきて黒かった空が青味を帯びてきた。丘を下るとき道を間違えて、見慣れない場所に来たので心配になったが、男性の同行者と一緒になって先導していただいて、無事ホテルに着いてほっとする。
 ホテル前からは朝焼けのマッターホルンを撮影。なかなか赤く染まらないので、あきらめていたら、5時45分頃突然山頂が赤く染まりだして、写真でよく見かける景色となる。
6:30 朝食 荷物を預けて駅まで丘を登る
7:23 リュッヘルベルグ駅⇒ 7:28ローデンボーデン駅(標高2819m) 駅から10分程下ったところにあるリュッフェルゼーに映る逆さマッターホルンを撮影。
8:52 ローデンボーデン駅⇒8:57ゴルナグラード駅(標高3090m) ゴルナグラード氷河撮影。みんなは山頂を目指したが、私は寝不足だったのでパス。山頂は360度のパノラマビューでスイスで一番高いモンテローザも見えたようだ。
 10:58 ゴルナグラード駅⇒ リュッヘルベルグ駅11:22  駅前に見張り役を置いてザックと三脚をお願いし、ホテルまで預けておいた荷物をとりに行く。
11:22 リュッヘルベルグ⇒ツエルマット11:51 「pollux」ホテルのレストランでラクレット料理をいただく。
ツエルマット13:15⇒スネガ展望台(標高2288m)
14:40 急こう配の登山電車で展望台へ。マッターホルンはまた別な姿を見せていたが、また坂を下って行くのはおっくうだったので、上で待つことにする。みなさん元気で行動されているのにびっくりする。
 15:30 ホテルチェックイン。疲れたのでシャワーを浴びて、夕食までひと眠りすることにする。4:30 頃またヤギの一団が賑やかに通りを歩いて行った。
18:30 ホテル近くのイタリアレストランで夕食。同じ席に座った6名で、ピザとスパゲッチィを2種類、サラダを注文する。飲み物は瓶でぼんと出されたので、グラスをお願いする。料理も取り皿が来ないので、お願いしたら1枚しか持ってこず、なかなか英語が伝わらなかった。料理はシェアしたので、量も適当で、美味しかった。
 リュッヘルハウスホテルよりマッターホルンの星空・朝焼けを撮る
   
 
 リュッフェルゼーに映る逆さマッターホルン  
ゴルナグラードよりマッターホルン・ゴルナ―氷河を撮る  

 
 
7/5~6(火・水)
 今日は最終日。木村さんは早々と朝日を撮りに出られたので、一足遅れて出かける。今日はきれいにマッターホルンの朝焼けが見られた。朝食後もう一度ツエルマットの町の散策にでかける。着いた日は大変な混雑だったが、
今日は平日のせいか静かで、犬の散歩をしている人たちや、個人できていると思われる日本人観光客が地元のガイドに連れられて、登山電車に乗る姿も見られた。途中ですれ違ったシスターに紙を渡されたので、何かとみてみると「神の側に居られるのは幸せです」とのメッセージだった。こんなに空気が澄んでいて、毎日が穏やかに暮らせたら、神と共にいられる実感があるのだろうと思われた。シスターがリュックを背負っていたのが、スイスらしいと微笑ましかった。
 10;55 ホテル出発 11:15 ツエルマット駅⇒ 11:27テーシュ駅11:45⇒バス 13:30 マルシエ ルレ セントバーナード13:50
マルシェのサービスエリアで休憩。セントバーナード犬は、スイスの雪崩救助犬として活躍していたそうです。サービスエリアをぬけた後、世界遺産のワイン産地ラヴォー地区や、中央ヨーロッパで2番目に大きいレマン湖の側を通りながら、フランスのジュネーブへ。
 15:10 ジュネーブ空港 20:00 ⇒21:00 ブリュッセル空港21:50  7/6 15:45 成田空港 到着
ジュネーブ発18:45 の予定が1時間近く遅れてしまい、ブリュッセルで泊まることになるかもと皆で心配していたが、到着直前にNANAが待っていてくれるとの連絡が入る。全日空のスタッフがゲートまで迎えにきてくれて、乗り継ぎ便のゲートまでダッシュしたのが、今回の旅行で一番きつかったかもしれない。ともあれ、無事全行程を終了してほっとした。
ツエルマットの風景
 
   
同行小山さん撮影”ヤギの行進”     
     
     
     
   レマン湖  
     
ブドウの産地ラ ヴォー地区    
     

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