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 Kimbe bay Papua New Guinia  2018/8/25~9/1

 島田さんにパプアニューギニアに誘われたことがあり、その時は気がのらず行かなかったが、気になる存在ではあった。今年はどこにしようかと選んで時に、透明度が良く流れが穏やかだが、大物も出ると言うことで、PNGに行くことにした。
 8/25 コロをLerche に預け、今回は初めて八重洲口から京王バスで行くことにした。スカイライナーは2,465円 リムジンバスは3100 円 京王バスは何と900円。首都高もすいすいと行って、成田まで1時間で着いたので、東京駅までちょっと遠いが、悪くはないと思った。18:35分集合だったのにニューギニア航空カウンターはスタッフのミーティングを長々やって15分くらい待たされる。空港で夕食を取り、21:15分出発。ニューギニア航空は、前が狭く、座席の物入れはポーチも入れられない形だけのもの、エンジン音が大きいため機内映画は日本語が聞き取れず字幕でやっとり理解する始末で最悪だった。空いていたので3席を2人で座れたこと、寝るときは前の座席に移ってゆっくりできたことが幸せだった。7時間ほどでポートモレスビーに着く。国内線乗り継ぎにアシストの方がお出迎え、日本語がお上手なので、聞くと東海大に留学していたとのこと。マダンに行かれる2人と一緒に案内してくださる。空港で5時間半待ち、10:30ラバウル行の飛行機でホスキンスへ。空港ではワリンデイ・プランテーション・リゾートからお出迎え。日本人3名の女性グループと一緒になる。道路は簡易舗装で所々穴ぼこが空いていて、避けて通るので時速20キ位に感じられた。一帯はヤシ脂の農場のようで、整然と並んだヤシの林が続き、路上販売の屋台や高床式の家屋、道路を歩く人々、放し飼いの豚の姿も見かけられた。1時間ほどでリゾートへ。日本人スタッフの恵子さんが施設の使い方、ダイビングの案内をしてくださり、お昼は数種のハンバーガーかサンドイッチ、パスタからチョイス。私はサンドイッチを頼んだが、美味しかった。バンガローは茅葺の3軒長屋。部屋は蚊帳が吊ってありそこここに南国の花が飾られていた。クーラーはないが扇風機で十分な陽気だった。ランドリーサービスが無料で受けられ、パンツやブラジャーまでOKとのこと。はじめは遠慮していたが、1回目にあがってきた衣類が気持ちよかったので、それから毎日利用させてもらった。ダイビング器材も全部きれいに洗って返してくださったので、とても気持ち良かった。

 夜はメインハウスで食事。名古屋から来られた日本人が3名、木曜日から来られていたので、ご一緒にテーブルを囲む。2人はダイビング1人は観光に来られたとか、ゴロカに寄って観光された話やダイビングの様子など聞かせていただき、話が弾んだ。食事はレシピを見ながら現地のシェフが作ったという中華風やイタリアン、釣り上げたばかりの大きな魚の料理など、2日は何とか食べられたが、3日目頃から受け付けなくなり、パンとサラダ程度しか食べられなくなる。朝食は卵料理や南国の果物、パンやパンケーキ等お好みの料理が食べられ、トマトや玉ねぎハムチーズなどチョイスしたものが入ったオムレツが美味しかった。パパイヤやマンゴーはいま一だったが、小さなバナナがとても美味しかった。

 夕方は毎日のように雷が鳴りスコールがあったが、朝はほとんど晴れて、きれいな朝日が撮れた。1日目のダイビングは1本目にバラクーダの群れに遭遇!大変な量で圧倒されたが、残念ながら私のカメラが水没して、ハウジングの中に水が入っていて、うまく撮れなかったのが残念だった。サンゴやクマノミがすてきだったがこれも侵入した水を調節しながら撮ったので、満足いく写真にならずとても残念!行く前に確認すべきだったと反省する。その上3日目の最初のダイビングでデコを出し(ダイコンのどこかをいじって厳しい設定になっていた)、48時間は潜ってはだめと言われて、潜れなくなったのは、返す返すも残念だった。

 仕方がないので、4日目は午前中にビレッジウオーキング、午後バードウォッチング、夜ホタル木ツアーに参加する。ビレッジウオーキングは、近くの村に訪問。片言の英語が話せる女性の方が案内してくださり、現地の生活に触れられたのは良かった。子供も大人もフレンドリーで、自然の果物やタロイモを食し豚たちとのんびりと暮らしている様子が伺われた。プランテーションの仕事はきついので、出稼ぎの人たちがやっていて、現地の人たちはあくせく働かなくてもその日を楽しく暮らせれば良いのだそうだ。30分程度の見学で85キナ(3,400円)かかるのは、一部が現地の井戸を掘る資金に充てられるそうだ。バードウオッチングは、イギリス人のご夫婦と私で3人。遠くの木に止まっている鳥を、大きな望遠鏡で映してくださるのだが、私のカメラでは無理で、探すこともできないものが多かった。鳥おじさんは良く見つけられると、感心する。夜は8時にホタルの木を見に行く。ホタルの木を撮るためだけに来られた日本人の写真家とスタッフ2名が来られたので、ツアーとは別に側で撮らせてもらおうかと思っていたが、今日の参加者は多かったので、写真家の方は後の車で来ることになり、ご一緒できなかったのは残念だった。事前にピント合わせもできず、参加者のライトも拾ったので、うまく撮ることができなかったが、何とか雰囲気は写すことができた。
 最終日はホットリバーに参加。暑い時期に温泉はと思ったが、世界の果てに行ってQでイモトも行ったとのこと。後学のためと参加する。がたぼこ道を延々と1時間ほど、腰が痛くなりだした頃に到着。思ったより熱くなく、お肌がすべすべになるという茶色の泥を体に塗って、みんなでビールを飲んでのんびりしていたら、早くも帰りの時間。少し慌ただしかった。帰りはプランテーションで飼われている牛の群れの写真を撮らせてもらう。
 
 
翌日は4時に荷物を出し、簡単な朝食を取って4:30分出発とのこと。朝食は食べられないので、お茶を飲んでバナナをもらって行く。空港への道すがらヤシの葉陰に朝日が昇ってきれいだった。ポートモレスビーの乗り継ぎでは、連れの3人にはお迎えが来ていたのに、私たちの彼は見かけず、連れのガイドに付いて行って、乗り継ぎの手続きをする。皆さんは近くのホテルでゆっくりしたようだが、私たちは空港で仮眠をとる。乗り継ぎアシスタントのおじさんが恐縮して現れ、マダンから帰ってきた方たちを案内していて遅くなったようだ。帰りは直行便ではなく、チューク経由だったので、時間がかかり成田に着いたのは21:30だった。帰りの飛行機は行きのより新しく、一番前の座席だったので、ゆったりと座れて快適だった。映画を2本視聴する。佐藤健・土屋大鳳の「8年越しの花嫁」とJudi Denchの「マリーゴールドホテル・幸せの第2章」どちらも良い映画たった。

 同じニューブリテン島にあるので、ラバウルに行きたいと思っていたが、飛行機で移動する距離で、ダイビングの後では無理とのことで諦める。ホテルの食堂には、第2次世界大戦時の写真が数枚、魚たちの写真と一緒に展示されており、戦争の写真集もたくさん本棚に収納されていた。戦争の痕跡はそのくらいで、海はきれいで、人々の生活ものんびりと穏やかだった。PNGは最貧国で治安は良くないようで、町の見学は止められたのは残念だったし、リゾートは鉄の門からの出入りで、鉄条網に守られた楽園だった。
キンべ湾ダイビング  
キンべ湾の朝
Walindi Plantation Resort
   
   
Village Tour
   
Bird Watching
   
   
ホタルの木 Tour  
  
Hot River Tour  
   
   
 ポートモレスビーホスキンス  
   
   




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