12月31日 代々木公園けやき通り 青の洞窟 |
家族旅行の帰り、代々木公園けやき通りの青の洞窟が最終日ということで、渋谷を回って帰ることにする。大変な混雑だったが、車を止める場所があり、何とか撮影することができる。 通路の反射板が青く光り正に青の洞窟のようだった。 |
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12月19日(火) 館山日本寺・江川海岸・袖ヶ浦ドイツ村 |
12月は一週早い撮影会、夜景撮影とのことでスタートは12時となる。 首都高山手トンネルと湾岸線は長い長いトンネルが続き、渋滞気味だったのでクーラを入れなければならないほどの暑さとなる。アクアラインに出たときは、広がる海景色にほっとする。鋸山はいつも眺めていただけだったが、初めて日本寺の山頂展望台まで登って東京湾を一望する。鋸山は房州石の産地として江戸時代から盛んに採石が行われ、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えるところからこの名で呼ばれるようになったとのこと。駐車場から山頂の地獄のぞきまでは急な石段が続き、千五百羅漢までの道も登り降りが続く石段があり、えぐり取られた岩の間に羅漢が収められている光景は壮観だった。晴れて暖かな日和だったが、海風が強く海岸は白く波立っていた。 東京湾に面した江川海岸は潮干狩りで有名な海岸で、アサリ密漁の監視場に電気を送るための電柱が海中に立っていて、夕日とのコラボが写真愛好家に知られた場所とか、対岸の工場地区の噴煙も絵になり、夕日の中の富士山もきれいだった。 東京ドイツ村は袖ヶ浦にあり、冬季のイルミネーションは関東三大イルミネーションの一つのようだ。イルミネーションテーマパーク撮影は初めてだったので、夜景撮影の勉強になり面白かった。 |
鋸山日本寺 | |
江川海岸 | |
ドイツ村 | |
11月28日(火〉 塩山ころ柿の里 |
風邪気味で体調が悪かったが、ころ柿の里は行ってみたかったし、塩田さんが久しぶりに出席とのこと、頑張って参加する。珍しく全員参加して賑やかな撮影会となる。 出かけるときには小雨がぱらつき、心配されたが富士山もはっきり見える快晴となり、暖かくなる。塩山駅前の甘草屋敷は干し柿が鈴なりになって、すてきなお屋敷だったが、残念ながら休館日で中に入れなかった。向嶽寺までは20分とのことだったが、30分以上かかり、次の白髭神社までは30分足らずの行程の筈がこれも1時間近くかかったので、バスを呼んで、ドライブイン「信玄館」へ。名物熱々のほうとう鍋を食べて、周辺を撮影。ふつうの民家にも干し柿がつるされ、ブドウ畑やリンゴ畑が見晴るかせる豊かな果樹園の広がる田園風景だった。そこここに疎水が流れていて熟した柿が木の根元に集められていた。武田信玄や柳沢吉保の菩提寺「恵林寺」重要文化財になっている建造物があり、往時を忍ばせた。近くの岩波農園の吊るし柿は見事で、夕日を透かした柿は宝石のようだった。ひとつひとつ丁寧に手剥きし、20日ほど吊るして乾かしてから、降ろして平干しにして筋をきるために手でもむ作業をし、密閉して粉をふかせもう一度干して乾かす。気の遠くなるような手間暇をかけて作られる干し柿。日本ならではの風景に体調を押してでかけた甲斐があった。 |
岩波農園の吊るし柿 | |
民家の柿 | |
甘草屋敷 | |
放光寺 | |
恵林寺四脚門(赤門) | |
10月17日(火) 八千穂高原 |
秋雨前線が停滞して雨続きの10月、予報では梅雨の晴れ間の筈だったが、昼食が終わるまで雨。白樺林は霧に包まれ幻想的な雰囲気となり、すてきな写真が撮れた。 みんな撮影に夢中になって時間オーバー、食後は白駒池まで行く予定だったが、駒止の池に変更する。前に来たときは紅葉真っ盛りで感激した記憶があったが、今日は盛りを過ぎていて雰囲気が変わっていたが、池に映る様はやはり美しかった。 |
駒止池 | |
9月26日(火) 南アルプス市中野の棚田 |
富士山の見える棚田というので楽しみにしていたが、生憎雲が沸いて富士は拝めなかった。 甲府盆地を望む棚田は広々として気持ち良く、そこここに名残りの彼岸花が咲き、コスモスがきれいだった。山並みを背景とした赤蕎麦も絵になり、早稲の稲はもう刈り取られていて、稲こぎのおじさんの姿をカメラに収めた。 |
ほたるみ橋公園 | |
伊奈ヶ湖 南アルプス市県民の森の中にある。 木立の中を20分ほど下ったところにある静かな湖 | |
8月29日(火) 有志ミステリー撮影会 |
8月撮影会はお休みの予定だったが、小槻さんにお願いして有志が出かけることになる。ミステリーツアーということで 、行先はお楽しみ。-12℃の涼しいところというので風穴かな?と思っていたら、何とそこは大谷石地下採掘場跡地。辺りは大谷石の岩が聳え、地下から吹き上げる冷気でひんやり。大谷石資料館の地下採掘場跡地は大正8年から70年間大谷石を掘りだして出来た巨大な地下空間、その広さは2万平方メートル。地下に潜ると幻想的な空間が広がり、まるで地下神殿のよう。年間平均気温が8℃の涼しさ、ところどころに地上に通じる穴があるが、そこから入る光は外気温との差で、靄がたって幻想的な雰囲気だった。構内のカフェでとちおとめが粒のまま入った特製氷いちごを食べる。山盛りの氷で食べられるかなと思ったが、ジャリジャリ氷ではなくふんわりしていて、あっという間に溶けてなくなるといった感じで、美味しかった。大谷公園にある高さ27mの採石場跡に手彫りで彫られた摩崖仏の平和観音を見に行く。お顔のところまで27mを登ると、汗ぐっしょり。地下で掘るときは涼しかっただろうが、露天の時はさぞと思いを馳せる。 昼食は、宇都宮道の駅ロマンチック村の「麦の楽園」で、麦楽の野菜特選カレーを食べる。おしゃれな盛り付けで、味も私好み。 昼食後は、梨狩りのリクエストに応えて、古志賀のフルーツパークに連れて行っていただく。たわわに実った梨の一角が梨もぎのスペース。ねじったり引っ張ったりしないで、上に持ち上げたら簡単に取れるとのこと。大ぶりの形の良さそうなのを3個とってみる。初体験の梨もぎに皆満足!梨は取り立てが一番とのこと、ジューシーで甘く美味だった 練馬駅側の居酒屋「むめい狼」で打ち上げ、美味しい料理とおしゃべりで、充実した一日を過ごすことができて幸せだった。 |
7月25日(火) 野反湖・六合温泉郷周辺 |
野反湖に着いた頃は、雨が降っていたので雨具に完全武装して撮影を始めたが、蒸し暑くてサウナ状態となったので、小降りになったところでヤッケを脱いで半そでになる。ニッコウキスゲは盛りを過ぎていたが、ウスユキソウ・ハクサンフウロ・シモツケ・カラマツソウ・ギボウシ・ヒオウギアヤメ・アザミ等、野の花が咲いていてきれいだった。 ランチは六合野のやの手打ちそばを食べる。自家製まいたけの天丼やまいたけご飯が付いたお蕎麦がお勧めだったが、夏野菜ぶっかけのメニューが美味しそうだったのでマイタケ天ぷら付きで注文。拍子切りにした長芋・素揚げナス・インゲン・ミズナ・キュウリ・細切りノリが乗っていて、マイタケの天ぷらと一緒に食べた味は絶品だった。 食後、世立八滝つ一つ大仙の滝に寄る。長玉1本を持って行ったので、滝全体を撮れなくて残念だったが、岩肌に生えている草が滝すだれに透けて見える様は幽玄だった。滝は大石沢川から落ちてきているそうだが、岩の割れ目から射す光の中の緑がすてきだった。 寅さんシリーズのハイビスカスの花で、寅さんが草軽交通バスの上荷付場停留所でリリーと再会する場面跡地に、撮影隊長小槻さんの希望で立ち寄る。寅さんが好きな人には思い入れのある場所のようで、看板が立ちきれいに整備されていた。山の斜面の土留めのコンクリートの割れ目に咲いた鬼百合が印象的だった。 赤岩集落に向かう途中の国道405号線沿いにある太子駅跡を訪ねる。日本鋼管群馬鉄山の専用線として昭和20年に敷設され、鉱石輸送の廃止と共に46年に廃線となった鉱石積み出し用ホッパーの付いた駅跡である。ホッパーの天井から射す光や、草生した廃線に佇む姿は、中世の遺跡を思わせる風情があり面白かった。 国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている「お蚕さんの里」に寄る。幕末や明治時代に盛んだった養蚕農家の面影が残る集落で、家々の庭に咲く花々が印象に残る里だった。 |
野反湖 | |
大仙の滝 | |
草軽交通上荷付場停留所 | |
太子駅跡 | |
赤岩集落 | |
6月27日(火) 日光滝巡り |
写真展が無事終わって、初めての撮影会。雨模様の日となり、いろは坂は霧の中。中禅寺湖も濃い霧に包まれていたが 時々晴れ間も見えるようになり、撮影中は何とか降らずに済んでくれてラッキー。湯滝と竜頭の滝は冬に行った時と様子が違い。こんなに楽だったかと少し拍子抜けがした。裏見の滝は山道を入ったところにあり、途中コアジサイが咲いていたり、木々の風情や渓流の流れが面白かった。 昼食は中禅寺湖畔のメープルで、とちぎ和牛を使ったランチ(手ごねハンバーグ・ビーフシチュー等)をいただく。コーヒー・紅茶付だったが、サービスに紅茶のシフォンケーキをつけてくださった。ハーブの葉に紫色の可愛いお花(名前を聞いたが失念)が飾られて、おしゃれ。店内にもお庭にも丹精込められた花々が咲いていて、店主の心遣いが感じられ、みんなで写真を撮る。高原の風に育てられた花々の色はきれいなのよ、と女主人はうれしそうに話されていた。 |
湯 滝 | |
竜頭の滝 | |
車と並走して車道を走るシカ、柵をジャンプして越えようとした瞬間 | |
裏見の滝への道 | |
コアジサイ | |
裏見の滝 | 清山院地蔵尊・・青葉の中にひっそりと座っておられた |
霧降の滝 | |
レストラン「メープル」とちぎ和牛のメニューが美味しい。紅茶のシフォンケーキ をサービスしてくれた。 お庭の花々は高原の風の中で鮮やかだった。 | ||
5月23日(火) 玉原湿原ブナ林 |
13日に帰国して、洗濯・掃除・夏物入れ替え・花壇の整理・写真の整理で休む暇がなかった。出勤したらメールの山。火曜日は夜まで2つの会議、写真展の打ち合わせ会合、土曜は写真をプリントに出して知り合いの写真展を見に行き、夜まで会議、息つく暇もなく定例撮影会となる。体がもつか心配だったが、今回は初めて利用するオレンジ交通のバス。ゆったりしていて乗り心地が良い。玉原湿原は木道の整備のため入れないとのことで、ブナ地蔵で引き返してセンターハウスまで帰るコース。上りが少しきつかったが、新緑のブナ林が気持ちよく、思ったほど疲れなかった。南アフリカには感動したが、日本の自然はやっぱり最高! 新緑のブナ林は気持ちを落ち着かせてくれた。 |
玉原湖から残雪の燧ケ岳を望む | 玉原湖 |
つくしんぼが群生 | |
沼田の銘木百選 玉原ぶな平のシナノキ | |
沼田の銘木百選 玉原ぶな平のミズメ | |
ブナ地蔵 | |
オオカメノキ | コブシ |
強清水の滝 | |
4月18日(火) 芦野御殿山の桜と遊行柳 |
4月の撮影会は小槻さんの写真展と重なるので、1週早くなる。予報では春の嵐で大荒れの天気になるとのこと、心配したが思ったほどの降りではなく、撮影地に着いたときは薄日が射し始めた。遊行柳は奥州街道の宿場として栄えた芦野にあり、芭蕉や西行が訪れたことでも有名だそうだ。柳の緑と桜のピンクが似合って、田圃に映る姿も優美だった。芭蕉の句碑や西行の歌碑ももあり、雨に濡れた菜の花やオドリコソウ、イヌフグリに佇む姿も風情があった。 お昼を創業300年のうなぎ丁子屋で取り、芦野御殿山に登る。ニリンソウが群生し、桜が満開!サクラの間から那須連山や水を湛えた田圃が見渡せすてきだった。 麓の温泉神社にはシダレザクラが咲き、参道を椿が真っ赤に染めていた。田圃越しに御殿山を望んだが、意外とこじんまりした佇まいだった。最後に堂ノ下観音に足をのばす。菜の花越しに桜が望めたが、逆光のコントラストが強く絵にするのは難しかった。斜めから夕日を浴びる桜を撮る。 |
遊行柳 | |
芦野御殿山から望む水を張った田圃 | 那須連山を望む |
温泉神社 | 御殿山のさくらを望む |
ニリンソウ | ニリンソウと椿散る参道 |
堂の下岩観音 | |
創業300年うなぎ丁子屋 | うなぎ中 1枚半 | 那須親善大使アルパカ |
3月28日(火)古河総合公園花桃と古河の町並み散策 |
3月の撮影会は久遠寺の桜の予定だったが、まだ3分咲きとのことで急遽古河の花桃撮影となる。花桃と菜の花、白いこぶしが池に映えてきれいだったが、観光客も多く、今ひとつ絵にならなかった。 ばんどう太郎で名物のうどんを食べて、古河の町を散策する。因みにばんどう太郎は利根川のことで、関東一大きい河のことを言うそうだ。古河文学館は大正ロマンの香りが漂う洋館で、古河出身の永井路子等の文学作品が展示されていた。コドモノクニの絵本「家の遊び・外の遊び」が昔の子どたちの様子伺え興味深かった。水路沿いに鷹見泉石記念館へ向かい、藁ぶき屋根の佇まいが昔を忍ばせ、お雛様が飾られていたので興趣をそそった。 |
2月24日(金)瑞牆山クリスタルラインと草至庵手打ちそば会席 |
2月撮影会は、定例の火曜日ではなく草至庵営業日に合わせて金曜日となる。みずがき湖には薄氷が張り、本谷川は雪が残り氷が張ってきれいだった。 先月は皆の予定が立たず、1月遅れの新年会を明野の草至庵で行う。草至庵は、テレビ朝日の「人生の楽園」で取り上げられたそうだ。20年の単身赴任を経て第2の人生で田舎暮らしを始められたご夫婦のお蕎麦屋さん。築200年の古民家に、ご主人が集めた骨董品が所狭しと飾られ、放し飼いの烏骨鶏の卵焼き、こしのある8割蕎麦がご自慢で、手作りの柿羊羹、カステラの付いたコーヒーは、ご主人自慢の骨董カップに入れられ、絶品だった。 |
八ヶ岳 | |
鳳凰三山 | |
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梅の枝が添えられた箸置き 、お手拭きには松の葉が挟まれて | ||
むかごの入ったかき揚げ | とちの実豆腐 | くるみ入り干し柿・手作りクリ羊羹 |
二八そば | 手作りカステラ・柿羊羹(柚入り生柿・干し柿2種) | 烏骨鶏卵焼きと鴨鍋は鍋奉行に忙しく 、写真なし |
1月24日(火) 新宿御苑 定例撮影会 |
2017年初撮影会は、神奈川県・吾妻山公園の菜の花と水仙、鎌倉散歩付きだったが、ドライバーの都合が付かず、急遽近場の新宿御苑となる。寒い日が続いていたので池の氷が張っているだろうと11時集合だったが、開園直後の9時に入場する。朝は冷え込んでいたがお天気が良かったので着込んできたジャンパーや帽子、手袋はザックにしまってしまった。薄氷が張った池の映り込みがきれいだったが、氷と水鳥のコラボは石神井公園の方が良かった。下の池の側に咲いていたペーパーフラワー水仙は池の反射が煌いてとてもきれいだった。紅梅・白梅・蠟梅、寒桜が咲いていて、メジロが蜜を吸っているところを撮る。11時に仲間と落合い、もう一回りする。やはり朝一の光線の方がきれいだった。上の池にはカワセミもきていたようだ。レストランゆりのきで昼食をとり、温室を一回りして4時に解散となる。 |
ペーパーフラワー水仙 | |