日光へ紅葉を撮りに行く

　テレビを見ていて、日光の紅葉がきれいだったので、思い立って出かけることにした。中禅寺湖の日の出は６時７分というので、3時半出立の予定が
出かけるのが遅くなり４時スタートとなる。明知平に着いてトイレ休憩をしていたら、日の出になってしまう。菖蒲ヶ浜ではもう日が昇っていたが、朝もやが立ち、きれいだった。お目当ての竜頭の滝は紅葉が終わっていて朝の光も入らないので今一つだった。
　赤沼で息子に仮眠をとっていてもらう間、自然研究路を湯川に沿った木道を歩く。戦場ヶ原はもう秋の終わりの季節、草原が茶色に染まりダケカンバや白樺の林がきれいだった。野鳥の姿を探したが、声も聞こえず、見かけたのは野川を泳ぐマガモだけ。青木橋あたりで予定の１０時になってしまったので、急いで引き返していたらカメラを構えている方を見かけて、声を掛けたらマヒワがいるとのこと。遠い木の枝で盛んに飛んでいるのを撮ったら、コガラのよう。野川に降りて来た鳥を撮ったら、シジュウカラだった。赤沼に戻ったら１１時になってしまっていた。
　日が入った竜頭の滝にもう一度と思ったら、大変な人混みになっていて、第２駐車場まで下りて戻ることになる。三脚は立てられないし、やはり滝は今ひとつだった。帰り道金谷ホテルとボートハウスからの紅葉を撮る。こちらは見頃だった。朝食も食べられなかったので、昼食は湖畔のメープルに寄って息子はビーフシチュー、私はハンバーグの小を注文する。入り口に咲いていた珍しい花の名はフクシアというとのこと。下向きに咲く上品な姿から貴婦人のイヤリングと呼ばれるそうだ。
　華厳の滝を撮りたかったが、大変な渋滞だったので、パスして霧降の滝に行くことにする。第１いろは坂の紅葉はきれいで、途中で車を止めて撮っている人がいた。剣が峰の駐車場に止めると、方等の滝と般若の滝が紅葉の中、とてもきれいだった。

明知平　第２いろは坂からの展望