Rangiroa/ Tahiti 2015/1/31~2/7 |
2度目のタヒチ。憧れのランギロア! ゾディアックでのダイビング、ティプタパスは流れが速いと聞いていたので、私の力量では無理かと思っていたが、ゾディアックは梯子付、力量に応じたダイビングが可能なようなので、思い切って出かけてきた。ポイントはすべてティプタパス。午後は流れがきつかったが、ガイドが手をつないでサポートしてくれたので、何とか乗り切ることができた。1日目はすばらしい透明度で感激したが、2日目からは透明度が落ちて、ドリフト中心なので写真はうまくとれなかった。安全策は厳しく、75歳以上は診断書がなければダメとのことで、医者に診断書を書いてもらう羽目になる。町までレンタカーででかけるが、右ハンドルで、マニュアルなので息子は2度もエンストしていた。地図らしい地図ではなかったので、始めに飛び込んだのが歯医者さん。生憎土曜日で閉まっていたので、裏の自宅らしきところへ訪ねたら、家族で前の海で泳いでいてあがって来たところだった。メディカルチェックは出来ないからと、別な医者に電話をかけてくださった。しばらく行くとその医者が道路に出て待っていてくれた。めでたく診断書をもらえたので、ダイビングができてほっとする。
ナイトロックスでなければ、1日2本しか潜れないとのこと、仕方がないかと取らないつもりだったが、普通のエアで潜ったら深度は20mまでと言われ、少し深いところで写真を撮っていたら深度を上げるように言われたので、やはりナイトロックスの免許を取ることとした。それでも75歳以上は1日2本とのことで、3本は潜れなかった。ナイトロックスの良いところは、いつもエアが足りなくなる私が50分以上潜ってもエア切れにならなかったこと。毎回ダイコンをナイトロックス仕様にセットしなければいけないのに、2本目にしなかったらデコがでて、使用不能になったので、普通のエアではできないことが出来るということなのかと納得する。ティプタパスの売り物はイルカと泳げること。1本目にイルカと遭遇! 深い海での浮遊感、飛ぶように流されるドリフトの爽快感はすばらしかった。 |
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飛行場からホテルまでは10分。ホテルKia Oraは、4月から日本企業の星野リゾートに替わる予定。フロントから見渡せる海は、息を飲む美しさ。5ヶ月前に予約していたので、私たちのビーチバンガローの番号はNo.1.フロントやレストランにも近くて便利だった。ジャグジー付で海から帰ってきたら、ジャグジーに浸かって海を眺めながらのんびり塩抜きが出来て最高!シーズンオフなので、プライベートビーチのよう。人気のない海を眺めながらハンモックに揺られたり、サンデッキの椅子に座って、爽やかな海風を満喫した。前の海は珊瑚の死骸が広がる白砂なので、きれいなエメラルドグリーンをしているが、とても裸足では歩けず、海の中もサンダルで入らないと痛かった。カメラで撮影していたら魚が寄ってきてつんつんと啄まれて、これも結構痛かった。 ランギロアのお目当てはティプタパスのイルカのジャンプ。1日目には車で、2日目は自転車で、3日目は日の出前に懐中電灯の明かりを頼りに徒歩で出かけた。1日に2回潮の満ち引きに合わせて、海に流れ出るかラグーンに流れ入る潮流があり、大波に乗って遊ぶイルカのジャンプが見られる。1日目は3匹のイルカが同時にジャンプする様が目撃され、大波を被りながら、釣りをするボートも見られた。2日目は豪華客船が水路を通過するのを目の当たりにすることができた。3日目の朝は潮流は見られなかったが、朝日に輝く海がきれいだった。 ランギロアは雨季。毎日水平線には雲がかかり、白雲が絵になった。海に直接落ちる太陽は見られなかったが、最終日の朝は日の出前に目が覚め、赤く染まった海を心ゆくまで撮影できた。時々スコールがあり、虹を期待していたが、場所が悪かったのか見ることができなかった。諦めていたが、最終日の夕方食事をしていたら、目の前に虹が現れ、これで思い残すことなくランギロアにお別れができると、感謝!感謝!の旅となった。 |
Rangiroaに5泊して、Tahiti島へ戻る。行きはTikehauだけに寄ったが、帰りはもう一ヶ処にも寄ったので2時間半のフライトとなる。Tikehauから乗ってきて隣に座った日本人らしき女性に声をかけたら「I don't
speek Japaness, I 'm from Los Angeles 」と言われる。Rangiroaの写真を見せてBroken Englishでお話しする。 Tahiti島ではマナバ・スイートリゾートに泊まる。目の前にモーレア島が見えて、林立するヨットハーバーが近くにあった。夕食には、ハーバーの近くの広場に出ていた屋台のピザを食べる。ボリューム満点のピザで2人で食べても食べきれない大きさだった。丁度夕陽が落ちる時間で、夕陽に輝くモーレア島を眺めながらタヒチの最後の夜を楽しんだ。 ボート競技や水上スキーをする人々が日暮れまで楽しんでいた。 翌朝は4時起き、空港行きの大型バスで空港まで送ってくれた。こんなに居たのかと思うほどの日本人観光客でいっぱい。1日1本の成田行きの直行便は、ほとんどが日本人 だった。 |